業務用樹脂ワックスのトップクラスメーカーとして有名なリンレイ、そのリンレイから次世代フロアメンテナンス方法「プロテクションコート」が発表されました。
プロテクションコートでは、フロアコーティング並の耐久性と樹脂ワックス並の施工性を両立しています。
次世代フロアメンテナンスの主力と成る可能性を秘めたこのメンテナンス方式をご紹介します。
こんな方におすすめ
- 作業性が良いフロアコーティング剤を探している方
- 耐久性が良い樹脂ワックスを探している方
- 油汚れが酷い場所(スーパーの食品フロア)のフロアメンテナンスをされている方
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リンレイ業務用樹脂ワックスの選び方|耐久・光沢・価格で比較する9選(化学床編)
家庭用と業務用両方で知名度があるワックスメーカー「リンレイ」の業務用ワックス(化学床用)の選び方をプロ目線で解説。光沢・耐久・価格別に9種類のワックスを紹介します。
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Contents
プロテクションコートシリーズとは?
プロテクションコートシリーズの略してFPC(Floor Protection Coat)と略しています。そのためこのシリーズの商品は頭に”FPC”と付いています。
シリーズのラインナップは以下の5つです。
- FPC プロテクションコート
- FPC リメイク
- FPC デイリークリーナー
- FPC クリーナー
- FPC ベースコート
- ウレタンコーティング剤
- コーティング除去剤
- 日常作業用クリーナー
- 定期作業用クリーナー
- ベースコート
プロテクションコートのメンテナンス方法
プロテクションコートには二つのメンテナンス方式、ウエット方式とドライ方式で行うことが可能です。それぞれのメンテナンス方式は以下の通りです。
下を見て頂ければ、分かりますが既存のワックスと同じメンテナンス方法になっています、これを実現しているのがプロテクションコート+専用洗剤であり「プロテクションコートメンテナンス方式」ということとなります。
プロテクションコートのメンテナンス方法(ウエット)
プロテクションコートのメンテナンス方法(ドライ)
プロテクションコートのメリット/デメリット
プロテクションコートのメリット
- 高耐久・高光沢
- 簡単施工・簡単補修・完全除去可能
- 油汚れに強い
- 定期作業周期の延長によりコスト削減効果がある
プロテクションコートのデメリット
- ワックスメンテナンスより初期施工が高価
- アルコール等の薬品耐性は無い
- 光沢・耐久性はガラスコーティングと比較するとやや劣る
プロテクションコートの製品ラインナップ
FPC プロテクションコート
水系1液ウレタンコーティング剤、プロテクションコートシリーズの核となる床保護剤。このコート剤を使用することで長周期管理が可能です。
容量:18L
参考価格:31,000円
標準使用量:60㎡/L
FPC リメイク
プロテクションコートを完全除去する際に使用する洗剤。リンスフリーです。
容量:18L
参考価格:30,000円
標準希釈:15倍
FPC デイリークリーナー
生分解性にも優れた、プロテクションコート被膜を痛めずらい専用日常作業用クリーナーです。
容量:18L
参考価格:5,600円
標準希釈:50倍~200倍
FPC クリーナー
浸透性に優れ、プロテクションコート被膜からの油や土砂汚れの除去にも適した定期作業用クリーナーです。
容量:4L
参考価格:3,250円
標準希釈:50倍
FPC ベースコート
UV樹脂加工の化学床材など、近年トラブルが発生している密着不良床材用のベースコート剤です。
容量:4L
参考価格:4,750円
標準使用量:100㎡/L
プロテクションコートシリーズのまとめ
近年ではメンテナンス費用の減少により、床材の汚れが目立つ商業施設も増えてきたと感じています。そんな場合には、この「FPCプロテクションコートシリーズ」でメンテナンス費用削減と美観の維持の両方を実現してみてはいかがでしょうか。
少しでもご参考になれば幸いです。