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ペンギンワックス樹脂ワックスの選び方(化学床編)|抜け目のない細分化されたラインナップ9選

ペンギンワックスはワックスとフロアマシンが得意

ペンギンワックス(創業時は不二化学工業所)が創業したのは昭和17年。それから70年以上ワックスを作り続けている会社です。会社名の通りワックスが有名なのですが、それと同時にフロアマシンのシェアも大きい会社です。近年ではリチウムイオン電池を使ったバッテリー式フロアマシンが大ヒット中、人手不足の業界を支えている会社です。

過去に「ペンギン艶出し株式会社」と改名したことがあります、今のメーカー名で本当に良かったと個人的に思います

ペンギンワックスのラインナップは抜け目がない

ペンギンワックスは新製品を出す頻度(と廃番にする頻度)が非常に高いメーカーです。低価格帯のプログロスシリーズ、バランス型のスーパーコアシリーズ、速乾型のエクスプレスシリーズ、高濃度タイプのそれぞれに耐久・光沢型があるという見事に隙間を埋めたラインナップが特徴です。

本当に良くリニューアルするので、正式名を覚えるのが大変なメーカーです。販売店泣かせですよ...

化学床用ワックスの選び方

低価格ワックスはプログロスシリーズで光沢重視

1.プログロス光沢プラス|初期光沢が最も良いワックス

とにかく塗った時に光沢が欲しい、そんな人におすすめのワックスです。

「クォークポリマー」という前商品から好評だった独自ポリマーを使いレベリング(ワックス塗布後に平滑になる)性能を上げています。

また、初期光沢を求めるために作業性が悪くなりがちですが、このワックスはモップ捌きも優れています。

2.プログロスSV(スーパーバリュー)|ペンギンワックスで最も安価

ペンギンワックスのラインナップの中で最も安価な物がこのプログロスSVです。

光沢プラスに似ているのですが、さらにレベリング性能と作業性を上げています。

光沢プラスよりは若干光沢が落ちますが、他社汎用品に後れを取らない光沢があるのは元にしたワックスが光るワックスであるので当たり前なのでしょう。

バランス型ワックスはスーパーコアシリーズ

3.スーパーコアBb2|光沢耐久のバランスとグリップ感が◎

スーパーコアBbは光沢と耐久が非常に良いワックスです。

別の言い方をすると特徴が無いになりかねないのですが、このワックスにはある一つの大きな特徴があります。

それはグリップ力です。

グリップ力があることで滑りにくいのでさらにどこにでも塗ることが出来るワックスへと昇華されています。

4.スーパーコア シルキーNu|バランスと初期光沢、淡い床に良く映える光沢

スーパーコア シルキーNuもバランスの良いワックスです。

しかしこちらにも大きな特徴があり、クリアーな初期光沢という少し聞きなれない特徴があり、これは淡い床(白系の床)だと特に映える光沢に仕上がります。

ウレタンも配合されているので初期光沢だけではなく、長い期間美観を維持します。黄変のような黄色掛かった光沢にはならないために、塗った時から長い期間塗りたてのような光沢を維持することが嬉しいワックスです。

5.スーパーコアU レジェンド|深みのある光沢で様々な色合いの床に対応

スーパーコアシリーズ最後はシリーズで最も耐久力があるタイプです。

このワックスのもう一つの特徴として深みのある(塗ると落ち着いた色合いになる)光沢にすることが出来る事です。

淡い色の床材は落ち着いた感じになり、濃い色の床材では深みが増すためにどちらでも対応できます。

特に淡い床をギラっとさせるシルキーNuと比較して考え、どちらのワックスが適しているか比較すると良いでしょう。

速乾型ワックスはエクスプレスシリーズ

6.エクスプレス|クラス最速の速乾型、強制乾燥もOK

エキスプレスはペンギンワックスで最速で乾きます、送風機を使った強制乾燥にも対応しているので、さらに早く乾かせることが出来ます。

例えば梅雨の時期は湿度がありワックスはなかなか乾きません。冬は温度が低いためなかなか乾きません。そんな場合にはこのワックスの出番になります。

特に冬の温度が低い場合にパウダリングしやすいので、それを防止するには最適な性能を持っています。

7.エクスプレスTypeG|速乾型でさらに光沢を重視する人へ

基本的な速乾性能はエキスプレスと同じです。

エキスプレスも光沢は十分にあるワックスですが、TypeGではさらに光沢が出るような設計になっています。

梅雨や冬のどちらかというと気分が落ち込む時期に塗り終わった後の明るいフロアを見ると、このワックスを使って良かったと感じることが出来るでしょう。

高濃度には作業性良好タイプと超高濃度タイプがある

8.ストライドVS快適プラス|高濃度でも作業性良好

高濃度ワックスを使うとワックスの伸びが悪かったりレベリングが上手くいかず汎用ワックスの方が作業しやすいと考えがちです。

そんなときはこのストライドを使ってみてください。

高濃度(不揮発分25%)ながら快適な作業性で感想も早いです。だから”快適”なんです。

9.ビッグステップ プレミアム28|歩行量が多いが明るくしたいフロア向け

ペンギンワックスで最も不揮発分が高い(高濃度)の28%タイプです。

モップ捌きは若干重くなってしまいますが、1回塗りで十分な光沢と耐久性を出すことが出来ます。

ちなみにモップ捌きが重いのは若干です、作業性は超高濃度の中では比較的良好なワックスになります。

まとめ

ペンギンワックスおすすめワックスの性能一覧表

商品名 光沢 耐久 作業性 BM価格
1.プログロス光沢 ¥8,050
2.プログロスSV ¥7,550
3.コアBb ¥8,900
4.コア シルキー ¥10,250
5.コアU ¥10,250
6.エキスプレス ¥9,800
7.エキスプレスG ¥9,800
8.ストライド ¥9,100
9.ビッグステップ28 ¥16,000

※BM価格は2019年5月のデータです

ペンギンワックスのラインアップは豊富です。当社は創業時からペンギンワックスの代理店ですが本当に名前を覚えるのに苦労します(大すぎ早すぎ( ノД`)シクシク…)。今回紹介した以外にもまだまだ種類はあるので、こんな物は無いの!って考えているワックスがきっと見つかりますよ。

 

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