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黒カビの取り方をプロ目線で解説|扱いやすさと性能で選ぶカビ取り剤4選+α

カビは誰でも簡単に落とせる、落ちないのは方法を知らないだけです

カビ(黒カビ)は塩素系カビ取り剤(漂白剤)で落ちます、以上。

方法論は本当にこれだけなのですが、折角なのでもう少し詳しく書きますね。

カビが落ちないのは、塩素系カビ取り剤を使う準備が出来ていないから

カビは種類や毒性が色々あったりしますが、基本的には同じように除去することが出来ます。それは殺菌し漂白する事です。そのためには塩素系カビ取り剤を使うのが一番良いですが、詳しくはリンクを張って省略します。

カビには塩素系カビ取り剤がおススメ|カビは殺菌し漂白することが大事です

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カビにさえ浸透してしまえば塩素系カビ取り剤が最強なのですが、そのためには以下の手順が必要です。

step
1
カビ以外の汚れを除去する

カビを除去する有効成分である次亜塩素酸ナトリウムは汚れ(特に人たんぱく質や油系)に反応しやいため、カビに有効成分をぶつけるために必ず汚れは除去しましょう。また、汚れを除去することで無駄な反応がしなくなるため、匂いが抑えられる・短時間で反応するなどいいことだらけです。

step
2
カビを可能な限り研磨剤で除去する

カビは根が生えるので下地の中にまで入り込んでいますが、かなりの部分が表面に出てきています。特にカビの生え方が酷い場合には洗剤(可能であればコロイド洗剤)で除去すると大部分のカビは除去できます。

ここでのポイント

カビ以外の汚れを除去した際にある程度カビも取れているので省略しても大丈夫です

step
3
残ったカビをカビ取り剤を使う

カビの根に効く〇〇〇〇〇みたいなカビ取り剤ですです、この「根に効く」が重要で表向きカビが無くなっていても根が無くなっていなければ、またカビは生えてきます。素人が掃除するとカビが復活し、プロが掃除するとカビが生えてこないのはこのためです。

カビ取り剤を使った後は数分放置しましょう、擦ったりせずじっと待っているだけで大丈夫

step
4
水洗いを行い、水分は拭き取る

カビ取り剤が残っていると素地を痛めてしまいます。カビ取り剤を使用した後には必ず水洗いをしてください。また、カビが生えていた場所は湿気が残りやすいので水気も可能な限り取るようにしましょう。

おススメの塩素系カビ取り剤4選+α

さて、カビ取り剤を使う準備が出来たので実際にどのカビ取り剤が良いか選びましょう。

カビキラー(家庭用)|誰でも扱える塩素系カビ取り剤

ジョンソン カビキラー

ジョンソン カビキラー

塩素系カビ取り剤の代名詞、「カビキラー」です。

有効成分(次亜塩素酸ナトリウム濃度)は業務用程は高くないのですが、界面活性剤にこだわっているため液剤が素材の中まで浸透していきます。

また泡立ちが良いので、中に浸透していくまで乾かないため誰でも簡単に扱うことが出来ます。

カビクリア|家庭用品質の安全性がある業務用カビ取り剤

シーバイエス カビクリア

シーバイエス カビクリア

カビキラーの業務用バージョン「カビキラー2」の後継品です。

後継品としてリニューアルする際に低臭化に成功しました。

そのおかげで業務用カビ取り剤としては十分な強さであるのに対し、匂いはあまり強くないので(むしろいい匂い?レモンの匂いがします)カビ取り後にすぐ人が入る場所でも使う事が出来ます。

また、「洗浄剤・漂白剤等安全対策協議会」が設定した塩素系スプレー製品の基準(次亜塩素酸ナトリウム3%以下、水酸化ナトリウム1%以下)もクリアーしているので家庭用並に安全な業務用製品です。

Linda カビクリーナー|家庭用にはない強力な業務用カビ取り剤

横浜油脂工業 Newカビクリーナー

横浜油脂 Newカビクリーナー

強力なカビ取り剤が揃っている業務用製品の中でも、特に強力なカビ取り剤です。

上の「カビクリア」で設定された基準をぶっちぎりで破っていますので、業務用製品としてしか販売していません。(次亜塩素酸ナトリウム約5%)

カビ取り一発|垂れない乾かないジェル状カビ取り剤

今までのカビ取り剤は全て液体(泡にはなる)でしたが、こちらはジェル状のカビ取り剤です。

鈴木油脂 カビ取り一発

鈴木油脂 カビ取り一発

ジェルだと二つ利点があります。それは

  • 乾かない|ゴムパッキンに塗ったまま24時間放置
  • 垂れない|天井や壁面に塗っても垂れない

代わりが効かない商品なので、家庭向けとしても話題の商品です。サンプルが貰え使い方も載っているのでメーカー公式HPは要チェック。

ブリーチ(ハイター)等|低価格で強力ですが使用は自己責任で

最後に次亜塩素酸ナトリウムが含まれている、その他の薬品をご紹介します。

衣服や食器の漂白剤とカビ取り剤は非常に良く似た成分であるため応用品としてカビ取りに使う事が出来ます。

カビ取り目的で販売している訳ではないので使用は自己責任でお願いします

サニクロール12%|コストパフォーマンスは最高、扱いは少し難しい

この12%というのは次亜塩素酸ナトリウムの濃度です。今までが最高5%の濃度だったのに対して倍以上の濃さです。

6%を超えると安定させることが難しいので開封すると濃度がすぐに下がっていくので、家庭用としてではなく、地下の工事現場等の広い場所に一気に撒く用途におススメです。

なお、界面活性剤が入っていないので泡にはなりません。

ビーバーブリーチ|コストと扱い易さのバランスが良い

上のサニクロールとは異なりこちらは泡になります。

食器用の漂白剤(キッチンハイター系)なので、浸透力も良くしっかりと泡になるのでカビ取り剤と同じように使う事が出来ます。

塩素濃度は公開してるのかな...ちょっと微妙なのでここでは非公開で。お問合せ頂ければお答えします。(5%前後です)

まとめ

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